子どもの矯正について-東浦和おか歯科・矯正歯科|さいたま市緑区東浦和の歯医者・歯科・矯正歯科

子どもの矯正について

治療のタイミングが重要!

3歳からの治療

3歳からの治療

反対咬合の可能性があるお子様は、この時期からの矯正治療をお勧めします。反対咬合は、2歳児までは50%が自然に治るといわれていますが、3歳児の自然治癒は10%以下と急速に低下します。気になる場合は、早めの受診をご検討ください。

6歳~11歳からの治療

6歳~11歳からの治療

本格的な矯正治療には「第一期治療」と「第二期治療」があります。第一期治療は、6~7歳頃から始まり、顎の成長を調整したり骨を広げる治療などを行います。どこの段階まで進むかは人それぞれです。第一期治療でキレイになる患者さまがいらっしゃいますが、約8割は第二期治療に進んでいます。

12歳から成人までの治療

12歳から成人までの治療

第二期治療は、中学生か高校生頃からです。ワイヤーで歯並びをしっかり整えて適切な噛み合わせを作ります。そして第二期治療が終了した中学生から20代後半にかけて仕上げ治療を行います。そこで噛み合わせをしっかり完成させ、一生キレイに保つ歯並びを手に入れましょう。

小児矯正治療メニュー

拡大床

拡大床

顎が小さい・歯が大きいことなどが原因で歯が生えるスペースがないお子様には、拡大床を使用して歯が生えるスペースを確保します。歯がしっかり生えてくるための土台を作ることは、歯並びをよくするための大切な治療です。

マルチファミリー

マルチファミリー

5歳以上の患者さんに適用可能な筋機能矯正装置です。腔内の筋肉の緊張を緩和し、歯列を適切に調整します。弾性のあるシリコーンでできているため、筋機能のトレーニングも可能です。

ムーシールド

ムーシールド

ムーシールドは、反対咬合の早期初期治療に用いる機能的顎矯正装置です。3歳検診時に反対咬合と診断された場合の早期初期治療に適用可能です。

リンガルアーチ

リンガルアーチ

奥歯にリングを付けて針金が両側を結ぶように歯の裏側を走る装置です。見た目はほとんどわかりません。歯の固定源にしたり、バネをつけて歯を動かします。

タングクリブ

タングクリブ

舌を突き出す癖や、舌が常に前歯の裏側に当たっている、唾を飲み込むときに舌が前に出て歯に当たってしまうなどの問題があるお子様は、上下の前歯が噛み合わない「開咬」になってしまう可能性があります。タングクリブは、開咬の改善を促すトレーニングの補助装置です。

バイオネーター

バイオネーター

噛み合わせが深い、上下の顎の前後的なバランスが悪いなどの問題を持つお子様に適した装置です。骨格的な顎のアンバランスや、歯の問題の両方に適応できます。

ヘッドギア

ヘッドギア

歯並び全体が下の歯並びに対して前に出ている「出っ歯」の改善に使用する装置です。装着することで、奥歯を奥へ動かします。また、奥歯と共に歯並び全体を奥に押すこともできる装置です。

ワイヤー矯正装置

ワイヤー矯正装置

歯に取り付けたブラケットにワイヤーを通した装置です。ワイヤーの力で歯を動かします。ワイヤー矯正は、永久歯列期に行う矯正治療で、小児矯正ではⅡ期治療で使用します。ほとんどの症例に対応できる、万能型の矯正装置です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さまの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
    また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。